Apr 02, 2026
2026年3月の農園便り|芽吹きと摘蕾、春へと動き出した圃場から
こんにちは。プログレスファームの細野善寛です。
3月は冷え込みの厳しい朝もあれば、春の陽気に包まれる日もあり、自然の移ろいを肌で感じながら過ごした一か月でした。月の下旬には最低気温がマイナス4℃台を記録する冷え込みもあり、霜害への警戒を緩めることができない、まさに「春と冬のはざま」を歩むような季節でした。
芽吹きの便り——圃場からの定点観測
月の初旬、すもも畑を見回ると、小さな芽がほんのり膨らんでいました。桃も同じく、枝先の芽がふっくらと色づき始めていました。そして月末には、思わず「そわそわします……!」と記録したくなるほど、開花の気配が圃場全体に満ちていました。長い冬を経て命が動き出す瞬間は、何度経験しても胸が高鳴るものです。
今月の主な農作業——剪定から摘蕾へ、シーズンの移行期
3月前半は整枝剪定と剪定枝の残渣処理が作業の中心でした。全ての圃場を複数の作業者で手分けし、剪定を完了させることができました。またある圃場では老木の伐採も並行して行い、樹園地の更新にも着実に取り組みました。
月の中旬からは摘蕾作業が始動しました。霜害のリスクを踏まえ「蕾を多めに残しながら進める」方針をスタッフ間で共有し、丁寧に摘蕾を進めました。例年より早い摘蕾のスタートとなりましたが、これは剪定の早期完了があってこそです。現場スタッフの頑張りに、心から感謝しています。
桃・李・栗への薬剤散布や施肥、接木作業も実施し、屋外の小屋への防犯カメラ新設など施設面の整備も一歩前進しました。
安全への取り組み——現場からの学びを活かして
今月はいくつかのヒヤリハットや設備トラブルも発生しました。薬剤散布時の保護具の見直し、長時間作業中の水分補給の習慣化、工具の正しい使用手順の再確認など、現場の気づきを一つひとつ改善につなげています。春先の凍結による設備への影響についても、運用ルールを見直し、全員に周知しました。農園の安全は何より大切にしていきたいと思っています。
来月に向けて
4月はいよいよ摘蕾・摘花作業が本格化します。霜のリスクと向き合いながら、一つひとつの蕾と真剣に向き合う、緊張感のある時期でもあります。今年も美味しい桃・すもも・栗をお届けできるよう、スタッフ一同精いっぱい取り組んでまいります。
引き続き、プログレスファームをどうぞよろしくお願いいたします。収穫の季節を、ぜひ楽しみにお待ちください。