Jun 01, 2026
2026年5月の農園便り|摘果の最盛期、実りに向けて手をかけた一ヶ月
こんにちは。プログレスファームの細野善寛です。
5月の長野県小布施町は、月初から土砂降りや雷、強風と荒天が続き、落ち着かない幕開けとなりました。月初の雷雨では小布施町近郊で降雹があり、当園の一部園地でも雹害果が散見されました。また、上旬には0℃近辺まで気温が下がる日もあり、霜への備えとして草刈りのタイミングを前倒しするなど、自然を相手にした農作業の難しさをあらためて感じた月でもありました。一方で、春からの雨量が多かった分、草の伸びが例年より著しく旺盛で、圃場の管理にもひと手間多くかかっています。
摘果シーズンの最盛期へ
5月はなんといっても「摘果」の月でした。予備摘果から仕上摘果へと作業フェーズが移り、桃(昴紀・たまき・夏雄美・あかつき・美郷・なつっこ・まどか・紅錦香・だて白桃)、ワッサー(スイートリッチ・本ワッサー)、ネクタリン(ストレンジ・サマークリスタル・フレーバートップ・ファンタジア)、プラム(大石早生・ソルダム・いくみ・太陽)といった多くの品種を順次丁寧に仕上げていきました。スタッフ一同で生育ステージごとに変わる摘果の判断基準を共有しながら、一つひとつの木に向き合う作業が続きました。
桃の実は月後半にはピンポン玉弱の大きさまで肥大が進み、日に日にふっくらとした形になってきています。一方で葉の茂りが増してくるこの時期は、果実が葉陰に隠れやすくなるため、摘果の漏れには特に注意が必要な時期です。チーム全体でチェックの精度を高める取り組みを続けています。
病害への対応とフォロー
今月は、一部ので病気の枝の発生が確認されました。発見次第、罹患した枝を切除し薬剤散布で迅速に対処しましたが、複数の箇所で同様の症状が見られており、今後も注意深く経過を観察していきます。また、一部の老木では葉が小さく弱々しいものもあり、こちらも来月以降しっかりと見守っていく予定です。
安全への意識を改めて
作業が集中するこの季節、スタッフの体への負担も大きくなります。今月はハシゴ作業中のヒヤリとした場面や、首や腰への負担など、いくつかの気づきがありました。農機具の管理面でも小さなトラブルがあり、「異変を感じたらすぐに対応する」という習慣の大切さをあらためてチーム内で共有しました。暑さが増すこれからの季節、熱中症予防も含め、全員が安全に働ける環境づくりを続けてまいります。
栗も育っています
桃の作業に追われる中、栗畑では雄花が出てきました。開花シーズンに向けて生育は順調に進んでいます。草刈りをしながら、ふと見上げた栗の木に小さな穂が出ているのを見つけると、秋の実りがすでに始まっているのだと感じます。
6月はいよいよ摘果の仕上げから桃の袋掛け、繁茂した枝の整理、プラムの収穫へと移る時期です。一つひとつの実が、皆様のもとに届く日を楽しみに、チーム一丸で取り組んでまいります。引き続き、プログレスファームをどうぞよろしくお願いいたします。