Oct 14, 2020
栗の収穫おさめ
9月中旬から始まった栗の収穫は本日で最終となりました。
私たちが管理している栗畑は約2反(約2千㎡)、延べ1ヶ月近く毎日栗を拾っていたわけですが、お客様にお届けできるくらいの量が採れたのは9月下旬から10月上旬まででした。その前後は採集カゴ1杯程度の収穫量で、虫栗や割れ栗を除くと2〜5キロ程度となり、ご注文量を送った残りが半端になることが多々ありました。
そこで、栗の収穫期の前後は色々とお料理に挑戦してみました。
栗ごはん/栗おこわ
最初は皮むきに1時間ほどかかっていた私ですが、熱湯に10分浸してから剥くというワザを身につけてから仕事が早くなりました。最後にはちょっと贅沢してもち米を5キロも買い込み、もち米100%の栗おこわをたくさんいただきました。
甘露煮
ちょっと煮崩れてしまったけれど、お正月用に栗を甘露煮にしました。ちゃんとお正月までもちますように。
渋皮揚げ
鬼皮だけを剥き、低温でじっくり6〜7分揚げます。これにさっと塩を振ると、ほんのり苦いパリパリの渋皮つきの揚げ栗です。大人の味ですが、子供も喜んで食べてくれました。鬼皮だけ剥いたものはすぐに渋皮揚げになってしまったので、今年は渋皮煮を作らずじまい。来期はずくを出して(←長野の言葉で「根気を出して」という意味)渋皮煮もやりたいなと思います。
こうして楽しんだ栗ですが、本来なら商品になっても良い品質のものです。商品にできない理由はひとつ。収穫量が少なくて量がまとまらなかったためです。
農産物用の業務用冷蔵庫に投資すれば、半端となったものを翌日以降にまわすといったこともできるので、来年以降検討してみたいと思います。ただ、年間の稼働日数を考えるとなかなか踏み切れなさそうですが。。