May 24, 2020
畑の巡回
プログレスファームでは、週に1回以上、全ての畑を見て回ります。
今は桃の摘果などの作業で日々畑に通ってはいますが、どうしても作業に追われている畑に偏りがちになるので、そういった畑以外も果樹の生育状況、病害虫の発生状況、下草の繁茂具合など、定期的に巡回して様子を確認しています。
昨日は桃の仲間(桃、ワッサー 、ネクタリン)、りんご、プルーン、栗の畑を一巡してきました。今日は桃の仲間とりんごの最新の状況を報告します!
桃の仲間
着果状況は比較的順調で、全体的に実の大きさに差が生まれ、良不良がはっきりしてきました。
ただ、桃の中でも晩生の川中島白桃は、実が生育していないものが多く、これから実の良不良がはっきりする様子です(大きくならないもの=不受精果)。
今後は更に2回程度摘果し、6月半ばまでに良い実を残して整理された状態にしたいと思います。
写真:現在のネクタリンの様子(ネクタリンはツルリと空豆のような形になってきました。生育とともに自然に球に近い形になっていきます)
りんご
春先の天候不順の影響か、まだ開花している花があったり、結実しなかったであろう花がらがあるなど、安心できる感じではありませんでした。
ただ今季は、4月の天候不順を踏まえてまだ着果調整(摘花や摘果)を全くしていないので、結実したものをうまく残すことで、ある程度の挽回は可能かもしれません。
まだ部分的に結実がはっきりしない状況なので、摘果は6月以降、丁寧に実を整理して大事に育てていきたいと思います。
写真:現在のシナノゴールドのようす(花と実が並存しています。今季は花がダラダラと長く咲いています)