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今シーズンの生育状況と開園5年目の取り組みについて

今シーズンの生育状況と開園5年目の取り組みについて

昨年も皆様には当園のフルーツをお求めいただき、誠にありがとうございました。開園5年目を迎え、農園を継続できるのは皆様のご愛顧のおかげと心より感謝申しあげます。

昨年を振り返ると、3月が温暖だったため桃は平年より2週間早く開花し、4月末に霜害に遭い、生産量が大きく減少しました。一方で、夏の気温が高く晴天続きでフルーツの品質にとっては「当たり年」となり、食味の良いフルーツをお届けできたのではないかと考えております。しかし、原材料価格や人件費・運送費の上昇により難しい舵取りが必要となり、試行錯誤の一年間でもありました。 

今シーズンは、年明けから温暖な気候が続き2年連続の霜害を心配しましたが、3月に気温が低下したため桃の開花は平年より1週間早い程度で済み、霜害もなく、就農時に新植した樹が成長したことも相まって十分な結実量を確保することができました。現在のところフルーツの生育はとても順調に推移していますが、このまま大きな台風や降雹、病虫害が発生せず、無事に収穫期を迎えられることを願うばかりです(なお、開園1年目に植えた早生の桃、ネクタリン、プラムが本格的に出荷可能となりましたので、是非これらもお試し頂けると嬉しく思います!)。

経営面では、昨年に引き続きコストが上昇していることに加え、拡大した生産量に対応できる十分な労働力を確保する必要があります。農作業や選果・箱詰めをお手伝いいただく方の安全や福利厚生を適切に確保したうえで、いままで以上に必要な合理化を進め、品質と価格のバランスが取れたフルーツをお届けできるよう工夫して参ります。

上記に関連しますが、今シーズンはプルーンの生産を中止するほか、桃の特秀規格の廃止、外箱への品種・等階級押印の廃止、熨斗紙の貼付から封入への変更などを行います。また、一部商品ではコスト増の範囲内での価格改定を行っております。これらに関し、ご負担やご不便をおかけする内容もあり申し訳ありませんが、今後もみなさまに喜んでいただける良い品質のフルーツをお届けしたいと考えておりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。

結びとなりますが、皆様からの暖かい応援が私たちの励みとなり、農園の成長につながります。どうか今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申しあげます。

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