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2024年 新年のご挨拶 2024年 新年のご挨拶

2024年 新年のご挨拶

新年のご挨拶を申しあげます。

昨年も多くの皆さまにプログレスファームをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

 今年は当農園にとって5シーズン目となります。

昨年は春先の霜害により収穫量が少なく、また、夏から秋にかけての暑さが虫害の多発を招くなど生産にとって厳しい一年となりましたが、おかげさまで新たなシーズンを無事に迎えられることは本当に有り難く、支えてくださる多くの方々のお陰と心より感謝しております。

 昨年の年初に掲げた次の3つの目標については、2つ実現することができましたが、残念ながら1つは実現することができませんでした。実現できなかったもの(週休制)は今後どうするのか、対応を改めて検討したいと思います。

  •  秀品率の向上、秀品率が低い品目・品種からの撤退
    • 秀品率が低い品目(黄金桃など)と品種(りんご)からは撤退し、見立てどおりに生産効率が大幅に上昇しました。また、その分管理が行き届き、残った品種の秀品率を向上させることができました。
  • 週休制の導入、家族経営協定の締結
    • 家族経営協定を締結し、家族労働の適正化を行いました。週休制は実現することができず、ハイシーズンはほぼ休みのない状態でした。
  • JGAP認証の維持審査クリア
    • JGAP認証の版が改定され基準がレベルアップしました(JGAP2022)が、無事に認証を維持することができました。

私たちは、2024年も引き続き「確かなフルーツをお届けします」「持続的な農地の活用に責任を持ちます」を私たちのミッションとして、より良いフルーツをたくさんお届けできるよう、最大限の力を注いで参ります。

そして、今年、農園の成長のためチャレンジしたい目標は次の5つです。

  • 秀品率の更なる向上(生産が不安定な品種(プルーン)からの撤退、基本の栽培暦と異なる天候にも対応できる態勢の構築、防風対策)
  • 自前での出荷・販売体制の強化(等級基準見直し、効率的な選果の実現、実需者等への営業強化)
  • 働き手の確保(労務面の態勢整備、季節労働者の雇用)
  • JGAP認証の更新(食品安全・労働安全・環境保全・人権保護・経営管理の各面でのレベルアップ)
  • 適切な広報の実施(継続可能で目的にかなった広報の検討と実現)

今シーズンもひきつづき資材・農薬・肥料・燃料・人件費の水準は高いと見込んでおり、価格の見直しが必要と考えています。それでも、昨年ほどの引き上げをお願いしなくて済むよう、ひとつひとつの作業や資材の意味を見つめ直し、ムダを排除し、原価低減を実現していきたいと考えています。

本年もプログレスファームをよろしくお願いいたします。

新しい年がみなさまにとって幸せな一年となりますよう、心よりお祈りしております。

プログレスファーム

細野善寛 細野友

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