本文へ
苗の定植

苗の定植

先週は春らしく風の強い荒れぎみの空模様でしたが、晴れ間を見つけて苗の定植を終えました。ここでも初年度らしいハプニングが発生。有り難い話ですが、植え穴を掘っていてお隣の農家さんから声をかけてもらいました。

「何を植えるの?」

「杏(あんず)やりたいと思ってます。防霜ファンもあるので」

「悪いこといわないから、やめとけ」

「え・・」

「ここでは杏は無理だ。冷気が吹き込み、間違いなく凍害に遭う。5年程度で枯れる」

「・・そうなんですか!? ちょっと、、考えます」

というわけで、夫婦で再度協議した結果、杏はやめてプラム(大石早生)を植えることにしました。

杏が凍霜害に弱いということは聞いていました。しかし防霜ファンもあるし、近くに大きな水路があるから冷気も逃げるし、まあ大丈夫だろうという見立てでした。

「果物はなるまでに時間がかかるから、大失敗はできない。失敗できない分、人の失敗を自分の失敗だと思って学べ」という、これもまた先輩からのアドバイスが頭をかけめぐり、今、初心者で余裕もない我々が杏を植えるべきではないなと判断しました。

杏の苗をお願いしていた苗屋さんからも、「杏なら引き取り手もあるからキャンセルで良いよ」と許していただき、あれよあれよという間に計画変更。プラムを育てることになりました。

プラムも甘酸っぱい初夏の味です。私はあまり、、なんですが妻は大好物のようで嬉しそうです。

杏、美味しいからやりたかったんだけどなぁ。またいつか、機を見て、場所を吟味してトライしたいと思います。

こうしてあっちからもこっちからも支えていただき、一歩ずつ進んで行くことができるんだなと感じた1週間でした。

さて、来週は少しだけ手が空きそうです。このチャンスに機械類の取り回しを覚えたり、4月の計画を立てたり、ホームページをリリースに向けて充実させるなど、事務仕事にも精を出したいと思います。

以前の投稿へ
以後の投稿へ
Back to top

カートに追加されました