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冬の作業、剪定

冬の作業、剪定

プログレスファームの細野善寛です。

前回から更新が少し滞ってしまいましたが、その間「冬の作業」を進めていました。

この仕事をするようになってから、よく「冬の間は何してるの?」と聞かれることがよくあります。意外に思われますが、実は結構忙しくしていて、外では剪定作業、中では事務作業をしています。

今年は栗の畑が増えたこと、年明けに足の痛みがあり無理できなかったこともあり、作業が遅れていましたが、先日ようやく栗と桃、プルーンの成木の剪定を終えることができ、残すは幼木の剪定となります。

写真は栗畑です。栗の剪定が終わるタイミングではしごの上から撮影しました。

剪定は「意図」と「ロジックに裏打ちされた経験と勘」が必要だと常々思います。「どう仕立てたいか」が違えば、そのための方法も大きく異なります。10人に聞けばおよそ10人が切る「まず間違いなく切る枝」もありますが、それら以外の枝はそれぞれの人の考えによって答えが変わるものです。

品目や品種、木や土の状態によっても剪定の方法や程度に違いがあります。

今年は機会に恵まれ、桃の剪定に関し指導されている方々の実技をあちこちで教えていただくことができました。以前習ったことの確認になった部分もあれば、知らなかったことを補充できた部分も沢山ありました。

特に幼木を成木に仕立てていくのは難しいですが、今回学んだことを活用して切っていきたいと思います。果樹作は果実を育てる喜びもありますが、樹を育てていく喜びもあります。今後「意図」が反映された樹になるのかどうか、今から楽しみです。

下の写真は視察先において。なぜ左は細枝が出ないのか?皆さんの見立てを伺って、なるほど・・と思いました。

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