Aug 14, 2021
桃、プルーンの発送のお知らせとネクタリン欠品の可能性について
7月最終週から取り進めてきた白桃(7月下旬〜8月15日お届け)ですが、先週ピークを迎えました。
今年は様々な災害に怯えながらの収穫です。
梅雨明けはゲリラ豪雨にたびたび見舞われ、近隣では降雹被害もありヒヤヒヤでした。また、台風8号・9号の予報円に長野県がすっぽりと入り、これで実が落ちたら今年は終わりかも・・・と思いましたが、進路がそれたり温帯低気圧になったりと、大きな被害は免れました。
しかし、温帯低気圧(台風9号)通過後の桃は枝あたりなどの傷が激増し、写真のような売り物にならない桃が増えました。それでも予約注文の方には何とかお約束通りの桃をお届けでき、ホッと胸を撫で下ろしています。
白桃(7月下旬〜8月15日お届け)は当初8月7日頃に収穫のピークを迎える見通しを立てていましたが、日照りの影響で成熟期間が延び、少し後ろ倒しの収穫となりました。今週発送となったお客様には、大変お待たせいたしました!
昨日からの前線停滞による大雨で配送が難しい地域もあるかと思いますが、配送の遅延により中身が傷んでしまった場合にはご一報ください。ご希望の方には「優※」の桃となってしまいますが、代わりのものを追加で送らせていただきます。(※外観に大きな問題はありませんが、多少のひび割れ・キズ等を含むもの)
さて、プルーンも収穫のピークを終え、皆さまへの発送もようやく完了いたしました。プルーンは今年も霜害に見舞われ、良い実を選抜するための摘果作業もほぼできず、決して満足できる仕上がりとはなりませんでしたが、それでも今年も充実した果実を収穫することができ、嬉しく思います。
これから収穫を迎える果物は黄桃、ネクタリン、白桃(8月16日〜9月上旬お届け)、そして小布施栗、りんごと続きます。
このうちネクタリンの畑は千曲川の河川敷にあります。河川敷の畑は大変肥沃でおいしいフルーツができるのですが、気象台の予報だと長野県北部13日〜15日の積算雨量は多いところで250~350mmとのことです。予報どおりの雨が降り続けば、河川敷の浸水被害が起こることも考えられます。
昨日、浸水が起こる前に前倒しで収穫できるか熟度を確認しに行きましたが、まだまだ収穫まで1週間程度は必要な様子でした。
心配で夜も寝られないですが(いや、収穫の疲れでしっかり寝ていますが 笑)、覚悟を決めて雨の降り方と千曲川の水位を見守ることにしました。
尚、万が一ネクタリンの発送ができない状況になりましたら、大変申し訳ございませんが、ご注文の方には、キャンセル(返金)を承るか、ワッサー、白桃、黄桃(優/2.5kg)のいずれかをお送りするということで換えさせていただければと存じます。その際には個別にご連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。
ネクタリン(ファンタジア)は私も個人的に大好きな果物なので、これが収穫できないとなると残念でなりません。
なぜこんな自然災害ばかりの時代に農業を始めてしまったのか、、という考えが頭をよぎらなくもないですが、「確かな成果を分かちあう」というビジョンを胸に、スタッフ一同頑張って参ります。